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ITエンジニアとは?システムエンジニアとの違いをご紹介。

こんにちはー、LPI-Japanのハトガイです。
先日公開した自己紹介の記事に早速反応をいろいろいただくことができてとても嬉しいです。

さて早速ですが、皆さんは「ITエンジニア」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
システムエンジニアという職種との違いが分かりにくいところもあると思うので、その違いについて少しご紹介します。

システムエンジニア(=SE)とは?

まずはシステムエンジニアについてご説明します。

とある辞書ではシステムのことを「個々の要素が有機的に組み合わされた、まとまりをもつ全体。体系。」と説明しています。

個々の要素を”モノ”と言い換えると少しわかりやすくなります。

つまりシステムとは「あるモノとモノとが繋がることで機能する仕組み」であり、その仕組みをさまざまな技術を用いて生み出していくのがシステムエンジニアです

システムが実現する機能はさまざまです。
データベースやネットワーク、セキュリティなど実に多種多様なので、実はシステムエンジニア自体は多様な職種であると言えます。

システムエンジニアについて詳しく書いた記事もありますので、そちらもご覧ください。

ITエンジニアとは?

ITはInformation Technologyの略で、その名の通り、情報技術を意味しています。ITエンジニアは、言葉通りに取れば「情報技術に関わるエンジニア全般」ということになります。

つまりITエンジニアとシステムエンジニアの関係は、ITエンジニアという大きな括りの中の1つにシステムエンジニアという職種がある、という関係になります。

ITエンジニアとシステムエンジニアの関係性

参考までに、パーソナルキャリアが2022年6月6日に公開したスキル年収マップのITエンジニア編では、ITエンジニアの職種詳細を

ITコンサルタント、プリセールス、業務系アプリケーションエンジニア、Webサービス系エンジニア、スマホアプリ・ネイティブアプリ系エンジニア、制御系ソフトウェア開発エンジニア、インフラエンジニア、セキュリティエンジニア、社内情報システム(社内SE)、サポート・ヘルプデスク、データサイエンティスト

としています。

参考:スキル年収マップ/ITエンジニア編

ほかにも、対象となる領域に対して、アーキテクト、スペシャリスト、マネージャー、ストラテジスト、アナリストといったワードを含んだ職種が使われることもあります。

以上のことから、新卒の方、IT未経験の方、専門分野をもたない経験の浅いエンジニアの皆さんが、ITエンジニアを非常に間口の広い職種としてとらえても問題ありません。

実際に、情報処理技術者試験を提供している情報処理推進機構(IPA)では、「ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報処理技術者試験から受験することをお勧めします」と「ITエンジニア」を職業と定義しています。
採用企業側にとってのITエンジニア募集も、専門性の高い職種へと飛躍できる基礎的なITスキルを保有している人材を求めていることとイコールなのです。

ITエンジニアを目指す人のエントリーシート

就活生の皆さんにとって、エントリーシートの充実はとても気になるところだと思います。
エントリーシートには所有資格の記入欄が用意されていますが、どのように書けば良いのか、そもそも資格を持っていない場合はどうすれば良いのかなど、悩んでいる方も多いでしょう。

エントリーシートの書き方を指南する書籍やWebサイトはたくさんありますが、「選考で重要視されるのは資格ではない」「資格を持っているから優位になるわけではない」「手当たり次第に書くのもよくない」といった記述をよく見かけます。

果たしてそうでしょうか。

もはやどのような業界であっても、コンピュータを使った日常業務は当たり前です。ITエンジニアを募集している企業において、ITスキルを証明する資格の有無は選考の際に少なからず影響しているはずです。
資格は自分のスキルを時間をかけることなく客観的に証明してくれるものです。
就職・転職活動において、面接の時間は限られています。資格を持っていれば時間をかけずに自分のスキルを相手に伝えることができます。

そして、資格には一切の貴賤はありません。大人子供、新人ベテラン関係なく、合格すでば有資格者としての称号が与えられるのです。
企業によっては資格試験にチャレンジする人や有資格者に対して補助金や諸手当が出る場合もあります。

資格取得を通じてITスキルを習得

大学3年生にとっては翌年の3月が企業へのエントリーが開始される時期になります。
ITエンジニアを募集している企業への就職を考えているなら、ITスキルを証明できる資格を何かひとつ取得してみてはどうでしょうか。

資格取得のための学習が目指すべきキャリアの決定や就職または転職しようと考えている企業の評価などにも役立つでしょう。もちろん、エントリーシートの充実にもつながります。なにより自分にとって自信にもつながるはずです。
ITエンジニアを目指す人におすすめの資格については別の記事を用意していますのでそちらをご覧ください。


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